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【コラム28】ホームページ運営の基本的な考え方~アクセス数がなかなか増えない理由とは?~

【コラム28】ホームページ運営の基本的な考え方~アクセス数がなかなか増えない理由とは?~

患者様の支持を集めて医院経営を成功させるには、大別して3つの要素があります。「事務員の管理と教育」「医院経営に詳しい税理士への依頼」「営業意識を持つ」ことです。

 

ホームページで何を発信してゆくのか

患者様への情報発信のために、大半の医療機関がホームページを持つようになりました。

厳密には、ホームページ内に医院で受けられる治療を詳しく書く事は、医事法違反になりかねません。(実際、過剰な表現が目立つ医療機関については、厚生労働省が調査を行っています)ただし、診療情報を提供するという意味で、厚生労働省当局も、目に余る表現がなければ、別段指導をすることはないようです。

 

ホームページは何のために開設したのか?

ところで、ホームページを何のために開設されたのでしょうか。当然のことながら、医院の存在を知っていただくこと、惹いては新患を集めるためだと思います。

ところが、残念なことに、逆に新患がコンタクトをとってみようと思えないホームページになっていることが珍しくありません。

以下に事例をいくつか列挙してみます。

 

1)黒などの、全体に暗色系の色を使っている。

人間の心理で、黒をはじめとした暗色系の色は、危機感を感じさせる作用があります。

精神的に不安定になっている患者様は、よほどの限り、コンタクトを取ってくることはないと思います。

 

2)診察にあたる医師の写真が掲載されていない。

実際のところ、診療にあたる医師の写真を掲載しなくても、新患は来院します。しかしながら、どのような先生に自分の体を預けるのだろうかと考える患者様も少なくありません。そういった意味で、可能なら診療にあたる医師の写真を全て掲載したほうがよいでしょう。

なお、写真を掲載する場合、診療に当たる医師の大学卒業後の経歴サマリを記載すると、なお新患は安心してコンタクトを取ってきやすくなります。

 

3)診察対応可能な病名を、全て掲載していない

 標榜科名と診療時間だけを掲載している医院も珍しくありませんが、これでは、新患からのコンタクトが激減するといっていいと思います。患者は医学の素人です。たとえば、まぶたにヘルペスができた場合、皮膚科を診療するか眼科を診療すべきかわかりません。これと同じようなケースは多々あると思います。

どのような症状・疾病の患者さんなら受け入れてくれるのかを医院のホームページに詳細に書くことは、メリットこそあれ、デメリットになることはありません。

 

まだまだ、ありますが、もっとも新患を遠ざける原因は上記の3つです。

お忙しいとは思いますが、新患を集客するためにも、ぜひ検討されてください。




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