【第28回】意外に医師の間で知られていない税理士の知識格差②
Last Updated on 2022年2月2日 by dls-admin
患者様の支持を集めて医院経営を成功させるには、大別して3つの要素があります。
「事務員の管理と教育」「医院経営に詳しい税理士への依頼」「営業意識を持つ」ことです。
所得税は、売り上げ-必要経費=課税対象額
所得税は、売り上げ-必要経費=課税対象額となるからです。
したがって、医療機関の経理に精通し、何が必要経費になるのかを把握していること。
また、医療機関にとって有利な税制に熟知している税理士に依頼することで、医療機関の経済的な側面の運営は、かなり変わってきます。
ところが、大多数の税理士は、医療機関に限らず、顧客の業務について精通していません。
そのため、本来必要経費として認められる出費を、経費として計上せず、税金が高くなってしまうことは往々にしてあります。
医療機関に対しても同様です。
医療機関の運営に熟知し、必要経費を漏らさないことはもちろん、医療機関が優遇される税制を利用して、経済的な側面からサポートできる税理士は残念ながら少ないのが実情です。
税理士国家試験は、選択方式の資格
多くの先生にお話すると驚かれるのですが、税理士国家試験は、選択制です。
医師国家試験は将来、どの科の医師になるかかかわらず、全ての診療科に関する試験を受けなければなりません。
ところが税理士国家試験は、選択式であり、一つの科目ずつ合格し、何年かかけて必要な科目を合格すれば、資格を得られる制度になっています。
したがって、税理士も知識格差・不得手な業界があるのが現状です。
当法人では、医療機関に特化した知識を蓄えた税理士が医療機関をサポートすることを軸としております。関心をお持ちいただきましたら、お気軽にお問い合わせください。
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