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【閑話休題】積極的にリピーターを増やす行為は患者さんの健康のためでもある

【閑話休題】積極的にリピーターを増やす行為は患者さんの健康のためでもある

 

患者さんの指南役になってあげることの重要性

医療行為を経済的な尺度で図ることは本来すべきではないと思われがちですが、実際に医院を運営されている先生は、経済的な側面からご自分の医院で運営する医療について集客を率先し、収益を出し続けていかないと医院の継続ができなくなってしまいます。

大多数の患者さんは、医療機器が整っている病院でかつ先生の実績とお人柄を信じて来院されます。しかし「のど元過ぎれば熱さを忘れる」という言葉があるように、糖尿病のようなコントロールが必須な患者さんでも自覚症状がなければ、医院から足が遠のく方は珍しくありません。

 そういう患者さんが他院で適切な処置を受けていればいいのですが、自覚症状がないのをいいことに、そのままにしてしまっていることは珍しくありません。

 

以前きてくださった患者さんへのアプローチは患者さん自身のためでもある

 こういった患者さんには、季節折々(暑中見舞い・年賀状)の連絡(リマインダー)をしてあげると、再診率が高くなります。

 特に、60歳以上の世代の方は、「手書き世代」の方が大多数なので、暑中見舞いや年賀状、を見て再診につながるケースが珍しくありません。

また、事務スタッフの余裕があれば、近況をうかがうような内容のメッセージを添えた手紙を定期的に送るのもよいでしょう。

ハガキを出すこと=しつこいのではないか、と躊躇してしまうお医者様もいらっしゃいますが、すべては患者さん自身の健康維持のためでもありますので、まずは積極的にアプローチしてみましょう。

 

 

費用対効果が高いリピーターの増やし方

医事法の関係上、医療機関はおおがかりな宣伝ができません。しかしながら、こういった方法ならば、医事法に抵触しませんし、60円程度で確実に再診の可能性が高い患者さんに医院からのメッセージが届きます。

非情に費用対効果が高い方法ですので、再診率を上げる方法のひとつとして検討されてみてはいかがでしょうか。

 

それ以下の世代の方は、電子メールで連絡を取るほうがよいでしょう。大量の患者様のメールアドレスを管理する場合、個人情報保護法を意識する必要がありますが、病院からメールが来ることは少ないので、開封して読んでくださる確率は多いと思います。

初診の問診票蘭にメールアドレスという項目を設けて取得したメールアドレスに、定期的に連絡を取ると、糖尿病のような病識がない患者さんの再診につながる可能性が高くなります。

 

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