
ドクターマーケットの保険営業方法「ドクターが抱えやすい、税理士への不満とは」
こんにちは。私は、開業医専門FPとして活動をしております「三橋 泉」と申します。このブログでは、開業医を顧客にしたい保険営業パーソン、FP、税理士の方のために、営業方法に関するノウハウをお教えしていきます。
これまでの記事では、私たちはドクターの財務アドバイザーとなることが大切であるとお話してきました。そして前回の記事では、ドクターの顧問税理士をジャッジ(客観的な評価)する方法をお教えしました。
多くのドクターは顧問税理士に満足していません。では、具体的にドクターは顧問税理士に対して、どのような不満を感じているのでしょうか?
私の仕事上の経験から、ドクターが抱えやすい不満を列挙してみましたので、ご覧ください。
ドクターが抱えやすい、顧問税理士への不満チェックリスト
コミュニケーション・人間関係
・相性や話が合わない
・態度が横柄で高圧的である。
・説明が分かりづらい。
担当者の能力
・質問しても即答できない。
・依頼しても対応が遅く時間がかかる。
・申告にミスがあった。
・時間や期限を守らない。
・資金繰りや節税のためのアドバイスがない。
事務所の方針・サービス
・毎月の訪問がない。
・担当者が頻繁に交代する。
・決算前に納税額を教えてくれない。
・事業計画、経営計画の指導や決算報告がない。
・税務調査の時に対応してくれない。
・いざというときにクリニックのブレーンとして頼りにならない。
料金
・理由もなく、急に顧問料の値上げを通知された。
・他の事務所と比べて高い感じがする。(サービスと料金が見合っていない)
・担当者は、滅多に来ない(2~3ヵ月に1回程度しか来ない)のに毎月、顧問料を支払っている。
まとめ
上記のチェックリストは、私たちが頭に入れておいて、ドクターに顧問税理士についてヒアリングする際に、質問を投げかけるようにしましょう。
ドクターにヒアリングする際には、不満の内容以外にもチェックしておくべきことがあります。具体的に何を確認すべきか、またヒアリングの手順については、ぜひ前回の記事を参考にしてください。
多くのドクターは顧問税理士には、何らかの不満を抱いています。しかし、よほどのことがない限り、自分から変えようとすることは、ありません。ドクターからすると、目に見える損失がないのと、他の税理士と比較することが困難なため、「こんなものなのかな」と流されているからです。
次回の記事では、「ドクターが税理士の変更を考える瞬間」についてお話したいと思います。
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